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今日のテーマは「感謝ノートに書くべきではないことリスト&感情への正しい対処法」についてです。
<ネガティブな感情は「敵」ではない>
「今日は何も感謝することが見つからない…」
「無理やり感謝を探す自分が苦しい」
感謝ノートを続ける上で、誰もが必ずぶつかる壁、それが「ネガティブな感情」です。
多くの人が「ネガティブなことを書いてはいけない」と思い込み、無理にポジティブを装おうとしますが、これが感謝ノートを挫折させる最大の原因です。
感謝ノートは、あなたの感情を無視するためのツールではありません。ここでは、ネガティブな気持ちが湧いたときに「ノートに何を書いてはいけないか」を明確にし、心を消耗させずに「継続するための具体的な対処法」をお伝えします。
※関連記事3(継続記事)は、「心構え(マインドセット)」のテーマで、今回の記事は「具体的な対処法(マニュアル)」のテーマですので、相互に補完し合っています。
※記事の推奨順序(全6記事):本記事は6記事目です。
| 順序 | 記事の役割 | 記事と思考の対応 |
| 1. | 導入 | 【小さな幸せの見つけ方】… (Why? Why Now?) |
| 2. | 準備 | 【幸せを育てる文具】… (What to use?) |
| 3. | 継続・壁克服 | 【やめたくなったら読む】… (Can I keep going?) |
| 4. | 深掘り・分析 | 【人生の羅針盤】… (How to analyze deeply?) |
| 5. | 応用・行動 | 【人生が動き出すレシピ】… (How to use the results?) |
| 6. | 安全・対処 | 【ネガティブな日こそ】… (What if I feel bad?) |
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1.感謝ノートに「書くべきではないこと」リスト3選

感謝ノートの目的は「自己理解」と「行動変容」です。この目的を妨げ、心を疲弊させる以下の3つは、感謝ノートの本体に書くべきではありません。
(1)偽物の「建前の感謝」
例: 「今日も一日、仕事ができて良かった(本当は疲れて休みたい)」
理由: 本心と建前が乖離すると、自己嫌悪に繋がります。無理に感謝を探すのではなく、「今は心が疲れている」と正直に認めることが、自己理解の第一歩です。
(2)過去の不満や失敗の「蒸し返し」
例: 「あの人がいなければ、もっと感謝できるのに」
理由: 感謝ノートは未来のための記録です。過去の出来事に対する感情的な不満を繰り返すことは、自己肯定感を下げるだけで、何の分析にも繋がりません。
(3)未来のネガティブな「予言」や「不安の羅列」
例: 「明日もまた嫌なことが起きるかもしれない」
理由: 不安を言葉にすることで、それが現実味を帯びてしまいます。感謝ノートは「今この瞬間の心の状態」を記録する場所であり、不安の解消は別の方法で行うべきです。
2.【書けない日の取扱説明書】ネガティブ感情の「心の仕分け術」

ネガティブな感情は、「満たされていない価値観(羅針盤)」を教えてくれるサインです。感謝ノートを閉じる前に、以下の3つのワークで心を整理しましょう。
ワーク1:感情を切り分ける「デトックス・ページ」の作り方
目的
感情的な毒素(愚痴や不満)を感謝の記録と物理的に分離させ、心をリセットさせるため。
実践方法
①感謝ノートの最終ページや裏表紙をデトックス専用ページと決める。
②ネガティブな気持ちが湧いたら、そのページに「日付」と「愚痴(感情)を一言」だけ書き、3行以上は書かない等とルールを決める。
③書き終えたら、そのページを閉じ、感謝ノート本体部分には触れず、そのまま休む。
☆なぜ同じノートに? ⇒ デトックス・ページを別のノートにする必要はありません。同じノートの裏に設けることで、そのノートを使い切って次のノートに移行する際、過去のネガティブな記録も含めて「卒業の区切り」をつけやすくなります。
ワーク2:ネガティブな感情を「価値観」に変換する方法
目的
感情的な反応から一歩引いて、満たされていない価値観を発見するため(羅針盤活用)。
実践方法
①今日あった嫌な出来事(例:同僚に冷たくされた)を思い出す。
②その時、あなたが何に傷ついたかを考える(例:私は「承認」という価値観が満たされなかった)。
③「ネガティブな感情」の代わりに、「今日は『承認』という価値観が満たされなかった」と一行だけ記録する。
→ 感情を客観的な情報に変換することで、翌週の行動目標(羅針盤)に活かせます。
ワーク3:自分を許す「休息サイン」の決め方
目的
無理な継続を防ぎ、「書かない日」を積極的に自己受容する。
実践方法
①あなたの疲労度を10点満点でチェックする。(10点:元気、1点:限界)
②あらかじめ「〇点以下なら絶対に休む」という自分だけの休息サインを決める。(例:5点以下なら即座に休息)
③サインが出たら、感謝ノートに「今日は心の休息を優先します」と一行だけ書き、潔く閉じる。
3.まとめ:ネガティブな日も、あなたは感謝ノートを続けている

ネガティブな感情は、あなたの成長に必要な羅針盤を調整するためのシグナルです。敵ではありません。
今日、あなたが「書けないかも」と感じながらも、この対処法の記事を開き、一つでもワークを試したなら、それは「感謝ノートを続ける」という目標を達成したという立派な成功体験です。
自分を責めることなく、ネガティブな日を乗り越えたあなたの強さに感謝しましょう。
4.シリーズ最終章:感謝ノートで「理想の人生」は動き出した

これで、感謝ノートを始める「準備」から「分析」「応用」、そして「ネガティブ対処」までの全6ステップを完了しました。
あなたは今、ただ感謝を記録するだけではなく、羅針盤(価値観)を手に、人生を自らの意思で動かし始めました。
もし、まだ読んでいない記事や、改めて振り返りたいテーマがあれば、以下のマップをご参考にされてください。
あなたの人生を変える!感謝ノート・マスターマップ(全6記事)
| 記事の段階 | 記事の役割(テーマ) | 記事タイトル |
| Step 1: 疑問・導入 | 全体像の理解と始める理由 | 【小さな幸せの見つけ方】…簡単な始め方【自己分析ツール】 |
| Step 2: 準備 | 最適な道具と環境の整備 | 【幸せを育てる文具】…ノート&ペン選び |
| Step 3: 継続 | 挫折を防ぐ心構えと習慣化 | 【やめたくなったら読む】…挫折しない心構え |
| Step 4: 深掘り | 記録から「価値観」を見つける分析法 | 【人生の羅針盤】…あなたの本当の価値観の見つけ方 |
| Step 5: 応用 | 価値観を具体的な行動に変えるレシピ | 【人生が動き出すレシピ】…実践ワーク3選 |
| Step 6: 安全 | ネガティブ感情の正しい対処法 | 【ネガティブな日こそ】…感情への正しい対処法(本記事) |
「感謝ノート」は終わりません。あなたの小さな行動が、きっと人生を動かす力になります。
以上、「【ネガティブな日こそ】感謝ノートに書くべきではないことリスト&感情への正しい対処法」についてでした。
「Stationery♥Log」(ステーショナリー♡ログ)をご覧いただきありがとうございました♡
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