お菓子と不思議なお話がお好きな方に|ふしぎ駄菓子屋銭天堂1巻

こんばんは。

今日は「Stationery♥Log」(ステーショナリー♡ログ)にお越しいただきありがとうございます。

今日の主役は「ふしぎ駄菓子屋銭天堂1巻」です。

 

私は本であれば(ちょっと)専門的な本や図鑑、小説や漫画など何でも読むのですが…。

ふしぎ駄菓子屋銭天堂」は、児童書にもかかわらず、大人が読んでも結構面白かったです

 

各お話のネタバレはしないように書くつもりですが…。

全体的な感想としては、マイルドな「笑ゥせぇるすまん」マイルドな「世にも奇妙な物語」といった感じでしょうか。

 

不思議なお話がお好きな方にはおすすめできる「小説」だと思います。

 

今日は「お菓子と不思議なお話がお好きな方に|ふしぎ駄菓子屋銭天堂1巻」について書いていきたいと思います。

(※ふしぎ駄菓子屋銭天堂1巻には、グミが出てくるので、グミの画像にしてみました。)

 

 

※↓セット商品もあるようです。

 

1.ふしぎ駄菓子屋銭天堂1巻の良い点

(1)怖くない不思議なお話がお好きな方におすすめ

前述のとおり、ふしぎ駄菓子屋銭天堂は、マイルドな「笑ゥせぇるすまん」マイルドな「世にも奇妙な物語」といった感じです。

「笑ゥせぇるすまん」や「世にも奇妙な物語」ではちょっと怖すぎるという方にはちょうど良いかもしれません

 

怖くない不思議なお話」くらいの感覚でしょうか。

もちろん、怖さの感覚は人それぞれなので、怖いものが特に苦手な方や小さなお子さんであれば、怖がってしまうかもしれませんが…。

 

あと、これら以外に似ている感じのお話としては、ちびまる子ちゃんの「まる子まぼろしの洋館を見る」が挙げられると思います。

ふしぎ駄菓子屋銭天堂は、幸運な人だけが行くことができる不思議な駄菓子屋さんなのですが…。

いつも行けるわけではないという意味では、ちびまる子ちゃんの「まる子まぼろしの洋館を見る」のお話に近い感じがします。

 

ですので、「まる子まぼろしの洋館を見る」をご存じの方で「このお話すら苦手な感じ」という方であれば、ふしぎ駄菓子屋銭天堂はちょっと厳しいかもしれませんね

私は「まる子まぼろしの洋館を見る」は好きなお話だったので、似たタイプのふしぎ駄菓子屋銭天堂は好きなタイプのお話でした

 

ちなみに、「駄菓子屋さん」というつながりもあります。

「まる子まぼろしの洋館を見る」のお話の中でも、まるちゃんたちは駄菓子屋さんに行きますし、

もちろん、ふしぎ駄菓子屋銭天堂も駄菓子屋さんですから、

やはり雰囲気が似ています。

 

こういった「怖くない不思議なお話」がお好きな方であれば、ふしぎ駄菓子屋銭天堂もお好みかもしれませんよ

 

(2)お菓子がお好きな方におすすめ

ふしぎ駄菓子屋銭天堂は、駄菓子屋さんなので、もちろん「お菓子」が出てきます。

今までに見たことのないような不思議なお菓子が毎回出てくるので、お菓子がお好きな方にもおすすめです

 

もちろん、現実に市販されているようなお菓子ではありませんが…。

味や形を想像できるような描写がしてあるので、考えるだけでも楽しいです。

 

ふしぎ駄菓子屋銭天堂に出てくるお菓子をマネして、お家で再現してみても楽しいかもしれませんね

 

(3)1つ1つのお話が短いこと(短編集)

ふしぎ駄菓子屋銭天堂は、短編集です。

1巻は「1話~5話」まででした。

 

1つ1つが短いお話なので、お子さんでも飽きることなく読むことができると思いますし、

大人でもちょっとした隙間時間や通勤・通学時間などに読むことができるので、ちょうどよい長さかと思います。

(大人が一気に読むと1~2時間で終わってしまいます。)

 

ショートショートなどがお好きな方であれば、ふしぎ駄菓子屋銭天堂もお好きなのではないでしょうか

 

(4)子どもから大人まで楽しめること

ふしぎ駄菓子屋銭天堂は、子どもから大人まで楽しめると思います。

 

児童書なのでお子さん向けなのはもちろんのこと、

大人でも不思議なお話がお好きな方にはぴったりだと思います。

 

「駄菓子屋さん」自体、今っぽいというよりは、昭和(平成前半!?)っぽいと言いますか、今の大人の子供時代の雰囲気だと思いますので、懐かしい気持ちで読めるのではないでしょうか。

 

前述のとおり、1つ1つのお話が短く、お子さんでも理解できるくらいの量ですので、一緒に感想を言い合ったり、一緒に読んだりするもの楽しいと思います。

 

 

2.ふしぎ駄菓子屋銭天堂1巻の注意点

(1)ふしぎ駄菓子屋銭天堂は「小説」です

ふしぎ駄菓子屋銭天堂は「小説」です。

 

表紙の絵の感じやアニメ化されていることからして、ふしぎ駄菓子屋銭天堂を「漫画」と思われる方がいらっしゃるようです。

ふしぎ駄菓子屋銭天堂は「小説」ですので、お気を付けになってくださいね

 

ただ、もし漫画と思って手に取ってしまったとしても、漫画と変わらないような気軽さで読めますので…。

間違えて買ってしまった場合でも、とりあえず読んでみると面白いかもしれません。

 

(2)文章の質やルビ

ふしぎ駄菓子屋銭天堂は、文章の質にこだわられる方には難しい場合もあるかもしれません

「お子さんに読ませる文章はきちんとしたものでなければ!」というような教育方針の方であれば、一度内容をご確認された方が良いかもしれません。

 

個人的には「ん?」というような表現が見られることもありますが…。

今まで本を読んでこなかったとか、漫画ばかりだったとかいう方が本を読み始めるには、ちょうどよい文章かと思います

気軽に読めると思います

 

また、ふしぎ駄菓子屋銭天堂にはルビが振ってあるのですが…。

大人が読むにはちょっと邪魔かと思います。

もちろん、児童書なので、大人は我慢するほかありませんね!

 

ただ、「このルビで合っているのかなー」という部分もありますので…。

もし心配でしたら、やはりお子さんが読む前に内容をご確認された方が安心かもしれません。

 

例えば、1巻では「木の実」の話が出てくるのですが…。

「実」の話をしているはずにもかかわらず、「実は」という部分に「じつは」というルビが振られているようなことがあります

え?ここは「実(み)」の話じゃないの…と思ってしまったのですが…。

読まれた方はどう思われたでしょうか。

 

一般的な話として、「小説家は接続詞を決めるだけでも、悩んで何日もかかることがある」といったような話を聞くことがありますので…。

もしかすると、本当に「実は(じつは)」と読むのかもしれませんが…。

ちょっと不自然な感じがしましたので…。

 

「実は(じつは)」の部分をを飛ばして読めば(考えずに読めば)意味は伝わりますし、お話の内容は面白いと思います。

 

私は色々な種類・ジャンルの本が好きなので、どのような文章でも基本的に問題ないのですが…

お子さん向けの本だと慎重になられる方もいらっしゃるかと思いましたので…

ちょっと書いてみました。

 

(3)小さいお子さんだと怖がることも!?

ふしぎ駄菓子屋銭天堂は、小さいお子さんだと怖がることもあると思います

 

「怖くない不思議なお話」系なのですが…。

小さいお子さんだと、どうしてもまだ怖がりということがありますから…

 

私も小さい頃は、今以上に怖がりだったので…。

もし自分が小さい頃にふしぎ駄菓子屋銭天堂を読んでいたら、怖がったお話もあるかもしれないなーと思いましたので、念のため注意点として書きました。

 

全編に通じる「食べ方や使い方を間違えると大変なことになる」という部分は、ドキドキ・ワクワクする部分なのですが…。

人によっては、「ゾクゾク」する部分になってしまうかもしれませんから。

 

そこを乗り越えると、基本的にはハッピーエンドで終わることが多いですから、恐怖が続くようなことは少ないとは思いますけれど…。

(ちなみに、ここが「笑ゥせぇるすまん」との違いですかね。「笑ゥせぇるすまん」は基本的にバッドエンドですから。)

 

3.ふしぎ駄菓子屋銭天堂1巻についてのまとめ

今日は「ふしぎ駄菓子屋銭天堂1巻」について書いてみました。

ふしぎ駄菓子屋銭天堂は「怖くない不思議なお話」系なので、子どもから大人まで楽しく読める小説だと思います。

(ちょっと怪しげ・奇妙な部分もあるのですが、怖い系というよりは「不思議系」という感じで万人受けしやすいと思います。)

 

1つ1つが短いお話の短編集なのも、気軽に読みやすくて良かったですね

 

私は1~2時間くらいで一気に読んでしまったのですが…。

全部読んでしまった後に、1つ1つ分けて読んでも良かったかなーとちょっと後悔しました。

 

続きものの小説ではないので、1つ1つのお話を別々の機会に読めば、お話の余韻を楽しめたといいますか、ちょっと考える時間をかけることもできたかと思います

 

お話の内容は、大変面白かったです

 

 

※↓セット商品もあるようです。

 

以上、「お菓子と不思議なお話がお好きな方に|ふしぎ駄菓子屋銭天堂1巻」についてでした。

今日は「Stationery♥Log」(ステーショナリー♡ログ)をご覧いただきありがとうございました♡