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【色彩の美学】パステルから新色まで!スタビロが作る「色の世界観」を楽しむ

マーカー

 

「Stationery♥Log」(ステーショナリー♡ログ)にお越しいただきありがとうございます。

 

今日のテーマは「スタビロの色」についてです。

 

スタビロのペンを手に取るとき、私たちの心をもっとも高揚させるのは、その「色」ではないでしょうか。

 

スタビロの色彩は、単なる「目立たせるためのインク」ではありません。1971年に誕生した鮮烈な「ネオンカラー」から、現代のトレンドを作った「優しいパステルカラー」まで。彼らが展開する色彩には、使う人の感性を刺激する一貫した「美学」が宿っています。

 

今回は、ノートの景色を一変させるスタビロの色彩設計と、その楽しみ方について深く掘り下げていきます。

 

※スタビロマーカーについては、全3記事書いています。この記事の最後に「スタビロマーカー連載:構成・役割一覧表」を載せています。

 

※↓スタビロの「ボス 8色セット」です。

 

1.原点にして至高!「ネオンカラー」が持つ力

 

スタビロの歴史は、鮮やかな「ネオンカラー(蛍光色)」から始まりました。

「BOSS ORIGINAL」のあの黄色は、世界で最も知られた蛍光色といっても過言ではありません。

 

スタビロのネオンカラーを手に取って感じるのは、その「濁りのなさ」です。色のムラがなく、紙の上でパッと発光するような明るさがありながら、不思議と品格を感じさせる発色。それは、スタビロが半世紀以上にわたってインクの品質を磨き続けてきた証でもあります。

 

重要なキーワードを力強く、かつクリアに浮かび上がらせる。この「潔いまでの鮮やかさ」は、私たちの思考をシャープに整え、迷いを消してくれる力を持っています。

 

※↓スタビロの「BOSS ORIGINAL イエロー」です。

 

2.常識を変えた「パステルカラー」との調和

 

一方で、近年のスタビロを語る上で欠かせないのが「パステルシリーズ」の存在です。

今でこそ当たり前になった「パステルカラーの蛍光ペン」ですが、その先駆けとなったのはスタビロの「BOSS パステル」でした。

 

スタビロは、かつて「目立たせるための道具」だった蛍光ペンに、「ノートを美しく整える」という新しい価値観を持ち込みました。

 

スタビロのパステルカラーを紙に乗せてみると、不思議なほどスッと馴染むのがわかります。主張しすぎないけれど、そこにある。派手なネオンカラーで埋め尽くされたノートは、後で見返したときに目が疲れてしまいますが、目に優しい柔らかなパステルカラーで彩られたページは、何度でも読み返したくなるような「心地よさ」に満ちています。

 

面白いのは、スタビロのラインナップの中では、強い「ネオンカラー」と優しい「パステルカラー」が喧嘩せず、不思議な調和を保っていることです。大事なポイントはネオンで強調し、補足情報はパステルで優しく添える。この「強弱のつけやすさ」こそが、スタビロが作る色彩世界の奥行きなのです。

 

※↓スタビロの「ボス パステル 6色セット」です。

 

3.単なる「色数」ではない、トーンの美しさ

 

スタビロの凄さは、単に色の種類が多いことではありません。先ほどの「強弱のつけやすさ」ともつながりますが、特筆すべきは、異なる色を組み合わせたときの「調和(ハーモニー)」の美しさです。

 

例えば、最新の「ネイチャーカラー」シリーズや、定番のパステルシリーズ。これらの中から数色を直感で選んで並べてみても、不思議と色が喧嘩することがありません。シリーズを通して明度や彩度のバランスが絶妙に揃っているため、どの色を手に取っても、ページ全体で自然と一つの「世界観」がまとまっていくのです。

 

実用的な「マーキング」が、いつの間にか「表現」に変わる。この色の深みこそが、スタビロが長く選ばれ続ける理由の一つだと感じます。

 

また、スタビロは常に、今の時代が求めている色を敏感に察知しています。最近のトレンドである「くすみカラー」や「アースカラー」の取り入れ方も絶妙です。

 

例えば、先ほどの「ネイチャーカラー」シリーズ、ベージュやグレー。

「派手な色は苦手だけど、ノートに少しだけ表情を持たせたい」 そんな控えめな表現(トーン)を望む人にとっても、今のスタビロのラインナップは最高の選択肢となっています。

 

※↓スタビロの「スイングクール ネイチャーカラー 6色セット」です。

 

4.「色の名前」から広がるイマジネーション

 

スタビロのペンには、それぞれの色に魅力的な名前が付けられています。「ヒンティッド・オブ・ミント」、「クリーミー・ピーチ」、「ダスティ・グレー」…。

 

ただ、「薄い緑」、「薄い桃色」と呼ぶのではなく、その色が持つ空気感までをも名前に込める。私たちはペンを選ぶとき、無意識のうちにその名前に導かれ、自分の今の気分にぴったりの一色を探し出しています。

 

色を選ぶという行為は、自分の「今の感性」を確認する作業でもあります。ネオンカラーでエネルギッシュに攻めたい日もあれば、ニュアンスカラーで静かに考えをまとめたい日もある。その日の気分に合わせて色を選ぶ贅沢を「スタビロ」は叶えてくれます。

 

※↓スタビロの「スイングクール パステル 8色セット」です。

 

まとめ:日常に「書く楽しみ」を取り戻す

 

スタビロの色は、単に紙の上を彩るだけではありません。それは、私たちの「書く」という行為を、よりクリエイティブで、より心地よいものへとアップグレードしてくれます。

 

一本のネオンカラーが思考を研ぎ澄まし、絶妙なトーンのパステルカラーがページに新しいリズムを与えてくれる。

 

もし、あなたが「最近ノートを取るのが少し義務的になっているな」と感じているなら、ぜひスタビロの新しい一色を手に取ってみてください。そこに広がる豊かな色彩に触れたとき、ノートは単なる情報の記録場所から、「自分の考えを形にするのが少し楽しみな場所」に変わるはずです。

 

次回予告:【本音比較】BOSSか、Swing coolか。私なりの活用術と使い分け スタビロには、定番の「BOSS」以外にも魅力的なモデルが存在します。次回は、それぞれのモデルをどう使い分け、日々のタスクに活かしているのか、その実践的な活用術を公開します!

 

(※カラーラインナップやシリーズ名については、STABILO公式サイトの最新情報を参考にしています。)

 

以上、「【色彩の美学】パステルから新色まで!スタビロが作る『色の世界観』を楽しむ」についてでした。

 

「Stationery♥Log」(ステーショナリー♡ログ)をご覧いただきありがとうございました♡

 

※↓デスクで使うなら「ボス デスクセット 15色」です。

 

※↓パステルカラーの「ボス デスクセット パステル 15色」です。

 

☆スタビロマーカー連載:構成・役割一覧表☆

※記事の推奨順序(全3記事):本記事は2記事目です。

役割 記事タイトル 思考の対応
1 歴史・信頼 【解説】なぜ世界で愛されるのか? Why?(なぜ人気なの?)
2 色彩・感性 【美学】パステルから新色まで What color?(どんな色がある?)
3 選定・実用 【比較】BOSSか、Swing coolか Which?(どっちが合う?)

 

※↓スタビロマーカーの1記事目です。

【徹底解説】なぜスタビロは「世界中で愛される」のか?デザインと哲学を探る
なぜスタビロの蛍光ペンは、世界中で愛され続けているのでしょうか?「BOSS ORIGINAL」の独特な形に隠された驚きのエピソードや、思考を妨げない4時間乾かない技術など、ドイツの名門ブランドが持つデザインの秘密と深い哲学を徹底解説します。

 

※↓スタビロマーカーの3記事目です。

【徹底比較】BOSSか、Swing coolか。ライフスタイルで選ぶスタビロの最適解
スタビロの2大定番、BOSSとSwing cool。どちらを選ぶべき?インク容量やペン先の細さなど、カタログスペックだけでは見えにくい実用的な違いを徹底比較。ライフスタイルに合わせた「後悔しない一本」の選び方をガイドします。

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