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今日のテーマは「ABTの色選び」についてです。
「トンボABTに興味はあるけれど、108色もあって何色を買えばいいか分からない!」
「最初はセットを買うべき? それともバラで好きな色を揃えるべき?」
そんな悩みを抱えて、ペン売り場の前で立ち止まっていませんか?
今回は、「これさえ持っておけば、手帳デコも日常使いも失敗しない」、厳選の5色をご紹介します。
また、バラ買いとセット買いのメリット・デメリットについても徹底比較しました。
※トンボABTについては、全4記事書いています。この記事の最後に「トンボABT連載:構成・役割一覧表」を載せています。
1.108色から厳選!最初に揃えるべき「神色5選」

なぜ108色の中からこの5色なのか?それは、前回までにご紹介した「手帳デコ術」を、最短ルートで実践するためです。
これからご紹介する5色は、108色から厳選した「前回までのテクニック」を再現する神色5選です。
なお、多くの手帳ユーザーに人気のある、おすすめの「5色(カラー番号)」でもあります。
① N75(クールグレー 1):影つけの主役
第2回の記事でもご紹介した「文字に影をつける」テクニックに欠かせない色です。
好みにもよりますが、このテクニックには濃すぎるグレーはNG。
N75は、ABTのグレーの中でも、最も自然な影が作れる「神カラー」です。
これがあるだけで、普通の文字がロゴのように垢抜けます。
N75は、まるで印刷された影のような自然な立体感を作れる唯一無二の色です。
※↓ABTの「N75 クールグレー」です。
② 991(ライトオークル):下地塗りの王道
同じく第2回で紹介した、チェックリストの「色の座布団(下地)」を作るならこの色です。
991は、下地塗りを作るのに最適な、肌馴染みの良いイエロー。
この上から黒いペンで文字を書いても、視覚を邪魔しない優秀な色です。
パキッとした黄色ではなく、マイルドな発色なので、ノートが優しく明るくなります。
※↓ABTの「991 ライトオークル」です。
③ 772(ダスティローズ):大人女子の味方
「ピンクは可愛すぎて気恥ずかしい」という大人にこそ選んでほしい、上品なくすみピンクです。
重要な予定にラインを引いたり、チェックボックスを塗ったりするだけで、手帳に落ち着いた華やかさが出ます。
※↓ABTの「772 ダスティーローズ」です。
④ 243(ミント):爽やかなアクセント
ピンク(772)と組み合わせると、一気におしゃれ上級者の配色になるミントグリーン。
甘すぎない寒色を1色混ぜるだけで、ページ全体のバランスがグッと整います。
「772(ダスティローズ)」&「243(ミント)」は、「配色」の黄金コンビです。
センス良く見せるコツは「色を絞ること」と言われることもありますが、この2色は、並べるだけでお互いを引き立てる「補色関係」に近い組み合わせです。
あちこち色を使わなくても、この2本を交互に使うだけでページがまとまります。
※↓ABTの「243 ミント」です。
⑤ N15(ブラック):締めの万能選手
第1回の記事でも紹介した、筆ペンとしての実力も高い「黒色」です。
第1回で比較した「黒」の中でも、ABTの黒は「細字チップ」が優秀。影や下地をつけた後に、カチッと予定を書き込むための「核」となる1本です。
細字チップでの書き込みはもちろん、お礼状や宛名書きにも使えるので、持っていて絶対に損はありません。
※↓ABTの「N15 ブラック」です。
2.「バラ買い」vs「セット買い」どちらが良い?

「まずはこの5色」と言われても、テーマごとに色がまとまっているセットも魅力的ですよね。
後悔しないために、それぞれの「メリット」・「デメリット」を比較しました。
| 選び方 | メリット | デメリット |
| バラで5色選ぶ | 無駄な色が一切ない。 自分に必要な色だけでスタートでき、予算を最小限に抑えられる。 | 1本ずつ探す手間がかかる。 単品売りをしているお店を探したり、ネットで1色ずつ選ぶのが少し面倒。 |
| テーマ別6色セット | 配色に迷わない。 「花鳥風月」など世界観が完成しており、初心者でも手軽に始められる。 | 使わない色が出る可能性。 セットの中に、自分の好みや手帳の色味と合わない色が混ざっている場合がある。 |
【結論:タイプ別におすすめ】
☆失敗を避け、自分にとっての「一軍」だけで揃えたいなら「バラで5色」がおすすめです。
無駄な色が一切なく、今回紹介したテクニックを最小予算で実践できます。
⇒「手帳デコ中心の人」はバラでも良いかもしれません。
☆選ばれた配色をそのまま楽しみ、「花鳥風月」シリーズのように「水筆」も使って始めたいなら「6色セット」がおすすめです。
水筆付きなので、水彩のような「ぼかし」もすぐ楽しめます。
⇒「イラストも始めたい人」には、水筆もありますし、こちらのセットがおすすめです。
※ABT「花鳥風月」シリーズの「鳥」です。
※↓ABT「花鳥風月」シリーズの「風」です。
3.もっとたくさん欲しい!という方への上位セット

「もっと本格的に描きたい」、「形から入りたい」という方には、さらに本数の多いセットも用意されています。
12色セット(ベーシック/パステル):「基本の色」がバランスよく揃います。
※下地塗りに使いやすいパステルカラーの「ABT」です。
24色・36色セット:「グラデーション」がより豊かになります。デスクに並んでいるだけでモチベーションが上がる圧巻のボリュームです。
※↓ベーシックな「ABT 24色セット」です。
※↓ベーシックな「ABT 36色セット」です。
【アドバイス】
ABTは後から1本単位で買い足せるのが最大のメリットですので、自分に足りない色を少しずつ補っていくのも賢い方法かもしれません。
ただ、全ての「色」がお店でそれぞれ「1本単位」で売られているとは限りませんし、ネットなら1本だけだと送料がかかる場合もあるでしょう。
ネット購入がメインの方は、「最初はセットで購入し、よく使う色(グレーなど)だけを予備として、他の買い物と一緒に送料無料のタイミングで買い足す」のが、送料で損をしない賢い方法かもしれません。
※↓トンボ鉛筆の「ABT 全108色」です。
まとめ:失敗しない「ABTデビュー」への最短ルート

最後に、今回ご紹介したABTの「色選び」の結論をまとめます。あなたにぴったりの買い方はどちらでしょうか?
☆「手帳の文字やタスクを垢抜けさせたい」なら、今回ご紹介した「神色5選」をバラで購入するのがおすすめです。特に「N75(グレー)」と「991(イエロー)」は、どんな手帳でも毎日使える必須カラーになります。
☆「水彩イラストも始めたい、配色に自信がない」なら 、6色セット「花鳥風月」シリーズを手に取られてみてください。最初から調和のとれた色が揃っているので、1ページ目から失敗なくイラストやデコを楽しめます。
ABTの魅力は、実際に紙に色を乗せてみたときに一番分かります。
「あ、私にもこんなにおしゃれな手帳が書けるんだ!」という感動が、きっと待っていますよ。
「ABT」で、あなたのノートが生まれ変わる瞬間を体験されてみてくださいね!
以上、「【ABT色選び】迷ったらこれ!最初に買うべき神色5選&セット比較」についてでした。
「Stationery♥Log」(ステーショナリー♡ログ)をご覧いただきありがとうございました♡
☆トンボABT連載:構成・役割一覧表☆
※記事の推奨順序(全4記事):本記事は3記事目です。
| 順序 | 役割 | 記事タイトル | 思考の対応 |
| 1. 導入 | 比較・選定 | 【黒ペン比較】おすすめはどれ? | (Why? Which one?) |
| 2. 実践 | 基本・活用 | 【手帳デコ編】垢抜ける活用術 | (How to use? Is it safe?) |
| 3. 選択 | 厳選・比較 | 【色選び編】最初に買うべき5色 | (What to buy? No failure) |
| 4. 応用 | 応用・昇華 | 【アート編】ぼかし・水彩のコツ | (What else? How to master) |
※トンボABTの1記事目です。

※トンボABTの2記事目です。

※トンボABTの4記事目です。













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