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【徹底比較】ボルギーニ V110 ギロシェ vs LAMY safari|エレガンスか、機能美か

文房具

 

「Stationery♥Log」(ステーショナリー♡ログ)にお越しいただきありがとうございます。

 

今日のテーマは「ボルギーニ V110 ギロシェ vs LAMY safari」についてです。

 

万年筆の世界において、避けては通れない「王道」が存在します。その筆頭が、ドイツが生んだ機能美の結晶、「LAMY safari(ラミー サファリ)」です。

 

一方で、イタリアの「ボルギーニ V110 ギロシェ」は、知る人ぞ知るエレガントな「隠れた名品」。

 

価格帯こそ近い両者ですが、その「デザイン哲学」や「実用性」の方向性は驚くほど対照的です。今回は、世界標準のサファリを「基準」に置くことで、ボルギーニ V110が持つ唯一無二の個性を解き明かしていきます。

 

「ボルギーニ(BORGHINI)V110 万年筆」については、全3記事書いています(本記事は3記事目)。この記事の最後に「ボルギーニ(BORGHINI)の万年筆 連載:構成・役割一覧表」を載せています。

 

※↓「ボルギーニ(BORGHINI)V110 万年筆」についてのまとめ記事です。

【BORGHINI 万年筆 完全ガイド】ボルギーニ V110 ギロシェ|全3回連載まとめ
「ボルギーニ V110 ギロシェ万年筆」の魅力を凝縮した完全ガイド。全3回の連載(デザイン・書き味・比較)を把握できるようまとめました。LAMYサファリとの比較表や最終的な結論も掲載。これを見ればV110があなたにふさわしい万年筆かどうかがわかります。

 

1. デザイン哲学:装飾のイタリア vs 機能のドイツ

 

まず目を引くのは、その圧倒的なルックスの違いです。両者の特徴を以下の表にまとめました。

 

項目 BORGHINI V110 ギロシェ LAMY safari 対比の論点
形状 流線形、曲線美が主体 直線的、機能主義的 エレガンス vs. 合理性
キャップ ギロシェ装飾(真鍮製) 装飾のない樹脂、クリップ 装飾 vs. 無駄の排除
軸の素材 ラバー塗装(ソフトタッチ) ABS樹脂(マット/光沢) 質感 vs. 堅牢性
クリップ 金属製、伝統的な形状 特徴的なワイヤークリップ 伝統 vs. 革新

 

(1) ボルギーニ V110:イタリアン・エレガンス

 

第1回でもお伝えした通り、V110の主役はキャップの「ギロシェ装飾」です。流線形のシルエットに金属の輝きを添えるその姿は、まるで高級時計のような「持つ喜び」を刺激します。伝統的な美意識を重んじる、イタリアらしい華やかさが魅力です。

 

(2) LAMY safari:バウハウスの機能美

 

対するサファリは、徹底した「実用」のデザインです。直線的なフォルムに、大きなワイヤークリップ、そして誰でも正しく握れるように設計されたくぼみ(グリップ)。無駄を削ぎ落とし、道具としての完成度を極めたドイツの合理主義が息づいています。

 

(3) 比較の視点

 

  • V110は、ビジネスシーンを彩る「アクセサリー」のような佇まい。
  • safariは、毎日ガンガン使い倒す「プロツール」のような安心感。

 

※↓LAMY(ラミー)の「safari ブラック 万年筆」です。

 

2. 字幅の規格:同じ「M字」に隠された意外な差

ボルギーニ(BORGHINI)の万年筆

 

万年筆選びで最も注意すべき「字幅」において、この両者は興味深い違いを見せます。

 

海外ブランドのM字(中字)は、一般的に「国産のMより一段階太い」とされるのが通説です。サファリのM字もその例に漏れず、インクをたっぷりと紙に乗せる、豪快で太めの筆跡が特徴とされています。

 

しかし、ボルギーニ V110のM字は「繊細」です。

 

実際に書いてみると、その線幅は国産万年筆のM字相当くらいでしょうか。海外製としては珍しく、日本語の細かな漢字を書いても潰れにくい絶妙な細さを維持しています。サファリ(特に欧米規格の太めな筆跡)と比較すると、より日本の日常筆記に馴染みやすいのは、このボルギーニV110の方かもしれません。

 

※↓「ボルギーニ(BORGHINI)V110 ギロシェ」の万年筆です。

 

3. 素材とメンテナンス:ラバーの質感と汎用性

 

「素材」の面でも、両者の個性は分かれます。

 

(1) ボルギーニ V110の素材

 

金属にロジウム鍍金を施したキャップと、ラバー塗装のボディ。この質感のコントラストが、単一素材にはない、異素材の組み合わせによる大人の高級感を演出しています。

 

また、手触りの良い「ラバー塗装」のボディのため、グリップのしっとりとした握り心地が特徴です。

 

(2) LAMY safariの素材

 

全体が丈夫なABS樹脂。軽くて衝撃に強く、気兼ねなく使えるタフさが売りです。

 

(3) 両者のインク比較

 

メンテナンス面では、V110は「ヨーロッパ共通規格」を採用しているため、他社製のカートリッジが使える汎用性の高さがあります。独自の専用規格を貫くサファリに対し、自由度の高いインク選びができる点はボルギーニの隠れた強みです。

 

※↓LAMY(ラミー)の「safari イエロー 万年筆」です。

 

4. 総括:あなたが選ぶべきはどちら?

ボルギーニ(BORGHINI)の万年筆3

 

徹底的に性格が異なるこの2本。選ぶ基準は非常にシンプルです。

 

(1) ボルギーニ V110 ギロシェ を選ぶべき人

 

  • 万年筆に「エレガンス」「大人っぽさ」を求める。
  • 海外製でも、日本のノートに書きやすい「国産M相当」の細さを重視する。
  • 人とは被らない、個性的な1本を探している。

 

(2) LAMY safari を選ぶべき人

 

  • 道具としての「堅牢さ」「機能性」を最優先する。
  • 正しい持ち方を矯正してくれるグリップ設計を求める。
  • 豊富なカラーバリエーションから自分好みの一本を選びたい。

 

どちらが優れているかではなく、「あなたが万年筆とどう過ごしたいか」

 

ボルギーニ V110 ギロシェは、王道サファリとはまた違う、「美しさ」と「実用性」を高い次元で両立させた、イタリアからの素晴らしい回答と言えるでしょう。

 

以上、「【徹底比較】ボルギーニ V110 ギロシェ vs LAMY safari|エレガンスか、機能美か」についてでした。

 

「Stationery♥Log」(ステーショナリー♡ログ)をご覧いただきありがとうございました♡

 

※↓「ボルギーニ(BORGHINI)V110 ギロシェ」の万年筆です。

 

※↓LAMY(ラミー)の「safari ホワイト 万年筆」です。

 

☆ボルギーニ V110 万年筆 連載:構成・役割一覧表☆

※記事の推奨順序(全3記事):本記事は3記事目です。

記事タイトル(クリックで各回へ) 役割・思考の対応
1. 外観デザイン編:ギロシェ装飾 【Why】イタリアンエレガンスが所有欲を満たす理由
2. 書き味・実用編:国産M相当の筆跡 【What】日本語筆記に最適な実力と日常での使い心地
3. 徹底比較:vs サファリ(本記事) 【Which】エレガンスか、機能美か。選び方

 

※↓「ボルギーニ(BORGHINI)V110 万年筆」の1記事目です。

【美しすぎる入門機】ボルギーニ V110 ギロシェ|イタリアンエレガンスな万年筆
イタリアの気品をまとう万年筆「ボルギーニ V110 ギロシェ」をレビュー。最大の魅力であるキャップの装飾技術「ギロシェ」の輝きや、イタリアならではの美しい流線形フォルムを解説します。初めてのイタリア製万年筆にも最適な、エレガントな一本の正体に迫ります。

 

※↓「ボルギーニ(BORGHINI)V110 万年筆」の2記事目です。

【M字鉄ペンの実力】ボルギーニ V110 ギロシェは日常使いできる?書き味と実用性
【M字鉄ペンの実力をチェック】ボルギーニ V110 ギロシェの書き味と実用性をレビュー。スチールニブならではの書き味特性から、カートリッジ式の利便性まで網羅しました。「デザインはいいけど、書き味はどうなの?」という疑問に答え、日常での使い心地を伝えます。

 

※↓「ボルギーニ(BORGHINI)V110 万年筆」についてのまとめ記事です。

【BORGHINI 万年筆 完全ガイド】ボルギーニ V110 ギロシェ|全3回連載まとめ
「ボルギーニ V110 ギロシェ万年筆」の魅力を凝縮した完全ガイド。全3回の連載(デザイン・書き味・比較)を把握できるようまとめました。LAMYサファリとの比較表や最終的な結論も掲載。これを見ればV110があなたにふさわしい万年筆かどうかがわかります。

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